●オフィスのマナー&気配り編  
 「みだしなみ」

◆自分の好きなスタイルとビジネスに適したスタイルの違いを心得る!
「自分はこういう格好が好き」というオリジナリティを持つのも大事。でも、ビジネスでは、「無難に一般受けする」スタイルも必要なのです。最近ではスーツ姿でも、髪を染めたり、ピアスをしている男性もよく見かけます。深いスリットの入った短かいスカートや、カラフルなマニキュアで営業をする女性も。個人のポリシーと言ってしまえばそれまでですし、女性の場合はそれを「武器」にするケースもあるかもしれません。が、あなたの仕事の姿勢や誠実さが、それらの目立つ要因のせいで、隠れてしまう場合も多いという事は理解しておいてください。

◆ワインはワイングラスで飲みたいね(中身も大事、でも器も)
あなたが同じ商品を同じ金額、同じタイミングで買う場合、「売る人」を見て買うかもしれませんよね。ガムを噛みながら、だらしない服装と言葉で売る人より、笑顔ですっきりさっぱりした服装と言葉遣いの人から買いたいと思いませんか? 内面的には、前者の方が「良い人」であったとしても、商品を売る人としては、後者の方が「買いたいと思える人」なんですね。
あなたはワインを飲みたい。それを注ぐ入れ物が、ワイングラスと湯のみがあれば、やはりワイングラスの方が美味しいと感じるのではないでしょうか。外側(見た目)というのは、大事な要素なのです。では美形がいいのかというと、そうではなくて、清潔感を感じる好印象の「器」が大事。100人に好かれるスタイルは難しいですが、100人に嫌われないスタイルは、そう難しくないかもしれません。その中に、キラッと光るあなたのセンスが感じられればベストですね。

◆初心に戻って、出勤前のチェ〜ック!
朝寝坊でパンを半分口に入れたまま、飛び出す・・・人は、せめて駅や会社の鏡やトイレでもいいですから、60秒だけチェックタイムを持ちませんか。
□髪→清潔感を感じますか?
□顔→造作はさておき(笑)、できる範囲内でベストの状態ですか?
□耳→電車の中では結構気になります。
□爪→名刺を渡すときに、メモを取るときに、お客さまの目が行きますよ。
□服→汚れやほつれはないですか? 袖口や襟の汚れは?
□靴→おじぎをすると、ふと目が靴に・・・。駅の階段でも。
□鞄→高価なブランドものでなくていいんです。必要なものがサッと出てくるように。
□靴下→「たるんどる!」と言われないように。

◆持っていると便利なもの・・・
コンビニにあるような小さなソーイングセット。女性だけではなく、今時の男性もボタン付けくらいは、チクチクっとできるとカッコイイ! シミヌキのツールもペンタイプ、シートタイプあるので便利です。救急テープは傷だけでなく、裾のほつれも緊急対応。女性のストッキングのデンセンは、のりでとりあえず止まります。


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